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2025.06.23.
コラム2025年版「日本人の食事摂取基準」改定について
このたび、2025年4月より厚生労働省から「日本人の食事摂取基準(2025年版)」が公示されました 。
今回の改定では、最新の栄養学的知見に基づき、特に乳幼児期の成長に必要な栄養素の見直しが行われております。
◆2025年版 食事摂取基準の主な改定ポイント◆
・骨粗鬆症と栄養素の関連性が新たに明記され、カルシウム・ビタミンD・たんぱく質・エネルギーの重要性が強調されました。
・食物繊維の測定法が変更され、栄養計算時の注意点が追加されました。(七訂→八訂の違いに留意)
・鉄の耐容上限量が削除され、過剰摂取に関する新たな見解が示されました。
・乳児・小児・高齢者の年齢区分がより細かく設定されました。
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▼厚生労働省「日本人の食事摂取基準」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
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保育園や学校、医療・福祉施設など、あらゆる栄養管理の現場での実践に影響を与える重要な内容です。特に保育園では、乳幼児の成長に直結する栄養管理が求められるため、最新の基準に基づいた対応が大切となります。
保育支援システム「はぐみ」では、給食・献立管理も行う機能がございます。
栄養計算以外にも検食の記録をする検食簿もシステム上で記録することが出来ます。インターネットが繋がる端末であればどこからでも確認・記録ができます。
気になることございましたらお気軽にご相談ください。